鎌倉十井とされるのは、甘露井(浄智寺)・瓶(つるべ)井(明月院)・泉井(扇ヶ谷)・扇井(扇ヶ谷)・鉄井(八幡宮前)・星月井(坂の下)・底脱井(海蔵寺)・棟立井(覚園寺)・銚子井(長勝寺前)・六角井(飯島)の十カ所の井戸です。このうち、扇井は民家、棟立井は覚園寺の奥にあり、現在は見ることができません。
浄光明寺
冷泉為相、阿仏尼とのつながりがあり、足利尊氏が一時蟄居したこともある、扇ヶ谷の古刹。禅宗寺院ではないので、鎌倉寺社めぐりではあまり知られていないかもしれませんが、意外な歴史を伝える寺院です。
浄光明寺の案内
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海蔵寺
扇ヶ谷の谷戸深く、緑に囲まれ、季節の花と、不思議な伝説のある禅寺です。
長谷・坂ノ下散歩
江ノ電長谷駅の南側、稲瀬川の河口から坂ノ下海岸、坂ノ下の漁師町をめぐりましょう。
明月院
北鎌倉の禅寺で、アジサイで有名になってしまいましたが、それだけではなく、春の桜、初夏の菖蒲、そして秋の紅葉と、どの季節に訪ねてもすばらしい気配を楽しむことができます。また北条時頼の墓のある鎌倉時代の史跡でもあります。
浄智寺
北鎌倉から八幡宮方面に鎌倉道を進むと、横須賀線踏切の手前の右側に、鎌倉五山第四位の石標と、鎌倉・江ノ島七福神の幟があります。そこを入りしばらく進むと、もうそこは森閑とした浄智寺の境内です。 境内は背後の山々に続いて緑深く、「宝所在近」の...
松葉ヶ谷の道
松葉が谷は日蓮が最初に草庵をおいたところ。逗子との境の名越切通を降りてきた道沿いの一帯で、日蓮が水を飲んだ井戸、日蓮が結んだ庵跡、などの史跡のある旧道です。