鎌倉能舞台

 鎌倉能舞台

 鎌倉能舞台のあるところを桑が谷といい、ここには鎌倉時代に極楽寺の忍性が建てた療養所がありました。谷戸の奥の鎌倉能舞台は、1970(昭和45)年、鎌倉在住の能楽師中森晶三氏によって建設されたもので、能楽の公演の他、能楽の普及、教育、講演などを行っています。また舞台客席に隣接した「能舞台茶房・神楽」に入店することで、能舞台や能衣装・面など見学することができます。かつては能楽博物館として運営していましたが、現在は博物館活動はしていないようです。

 鎌倉能舞台データ

  • 公益財団法人 鎌倉能舞台
  • 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-5-13
  • 0467-22-5557
  • 鎌倉能舞台ホームページへ
  • 江ノ電長谷駅下車 徒歩7分 

桑が谷療養所跡

桑が谷療養所跡碑

 蕎麦屋「土手長」の角を左に入ったすぐの所に「桑が谷療養所跡碑」があります。この辺りは鎌倉時代には、広大な極楽寺の一部で、桑が谷といわれ、そこには忍性が建てた病人を収容する施療院がありました。

鎌倉能舞台

 鎌倉に能舞台が創設された1970年には、能楽が日本の伝統文化としてユネスコの世界無形文化遺産に指定された年でもあります。能楽は室町時代に始まり、江戸初期に現在のような形式に完成されたので、鎌倉が舞台となっていることは少ないですが、中世鎌倉の寺社文化とも関わりは深く、毎年秋の鎌倉宮での「薪能」など、市民の中には愛好者も多く、鎌倉能舞台がその拠点となっています。

 ミニギャラリー

能舞台茶房 オープン

 鎌倉能舞台の中に「能舞台茶寮・神楽」がオープンしました。営業は土日と木曜。テラス席もあります。
 能舞台茶寮ホームページ

お近くのお食事 ご案内

パンと喫茶 ベルグフェルド      
 長谷の交差点に戻り、鎌倉駅方面にちょっと進むんだ右側、本店は岐れ路にある、鎌倉でも古くから知られたパン、クッキーなどのお店です。
 販売コーナーの右手に喫茶室があり、木造の落ち着いた雰囲気です。
 ベルグフェルド ホームページ

そば 土手長          
 鎌倉能舞台で能を鑑賞する前の腹ごしらえには最適のお店。こぢんまりしているが、おそばは確か。材木座のそば処「土手」ののれん分けなのでしょうか。「一斗、二升、五合」をモットーにしているそうです(意味は店内で)。
土手長 フェイスブック

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