最初の幕府が置かれた西御門。大倉幕府源頼朝の墓所、北条義時法華堂跡、来迎寺、八雲神社と西御門サローネなどをご案内。
源頼朝の墓所(法華堂跡)
頼朝の墓所を守る法華堂のあったところ。現在の頼朝の墓は江戸時代末に薩摩の島津氏が建てたもの。石段の下に頼朝を祭神とした白旗神社があります。
北条義時法華堂跡
「鎌倉殿の十三人」で一躍脚光を浴びた、足利義時の墓堂である法華堂の跡。背後の山上には大江広元(毛利氏の先祖)、島津義光(頼朝の落胤と伝える)らの墓があり、下の平場の奥には三浦一族が最期を遂げたやぐらがあります。
来迎寺(西御門)
西御門の来迎寺は時宗の寺院。近くにあって廃寺となった頼朝位牌堂の法華堂や禅寺報恩寺などの仏像や文化財を引き継いでいます。また近くには尼寺太平寺もありました。北条政子の持仏と言われる如意輪観音像が有名です。
八雲神社(西御門)
西御門の村社。境内には見事な庚申塔が残っています。
西御門サローネ(里見弴旧居)
戦前に作家里見弴が建てた、洋風建築と和風書斎。現在は公開されており、戦前の鎌倉の雰囲気を伝える室内を見学できます。